ナースの年収

看護師の年収の実態はどのようなものなのでしょうか。データを見てみましょう。


それでは民間企業の平均はどのくらいなのか見てみましょう。


上記のデータを見ると、看護師は新卒こそ高給なものの、経験１０年目までにかけての上昇率は非常に低いと言えます。これは看護師の勤務内容や社会的責任の大きさを考えた場合、不当に低い昇給ペースでしょう。

さらに問題なのは地域間、病院間での待遇の格差が大きいことです。

平均年収が高いのは関東、関西（近畿）、東海の三大都市圏であり、低いのは東北、中国、四国地方です。地方の格差は各経験年齢ともに８０万円を越え、病院間の格差はその倍とも言われています。同じ勤務内容でこのような差がつくのはもちろん望ましいことではありません。

勤務内容の割りに収入が低い、希望するキャリアが積めていない、あるいは１人の看護師にかかる仕事の負担量が多すぎると感じる場合は、看護師専門の転職カウンセラーに相談してみましょう。実際に転職とまではいかなくても、自身の待遇を再確認することにより現状打破のヒントが見つかるかもしれません。

参考サイト⇒リクルートナースバンクで看護師転職！